草壁恵慈

優秀な法師陰陽師の家系である「草壁」の一族に名を連ねる青年。１７歳。惺鳳館学園（せいほうかんがくえん）の２年。

しかし歴代でも希有な才能を持つ兄と比べ、実力的にもやる気的にも劣っていた。
また、ゲームやマンガ等のサブカルチャーにはまっており、現代社会に穢れた堕落人と裏で陰口をたたかれている。

幼馴染の雪那に想いを寄せるが、くノ一が身も心も草壁の男に捧げなければならないという掟に
反発するあまり素直になれず、周りの人間をやきもきさせている。

基本真面目な熱血漢であり、心優しい好青年。
最近は掟に反発するあまり修行に関しては不真面目であり、学園もサボりがちになっていた。
得意な忍術は穏行。
ただ最近は修行をサボっているため、兄の鬼一や幼馴染の雪那、満月には後れを取りがち。

双子の兄である鬼一との外見の差は髪型と、
ゲームやマンガに熱中するあまり視力が落ちてしまったためにかけている眼鏡くらいである。