成田真理

本編の主人公。
スクールを統べるクラウンの六人目、また唯一の男性として、理事長・御門黒船に招かれてきた転校生。
謎めいた過去と、圧倒的な実力を秘める。
スクールの秩序と遣り方に正面から異を唱え、クラウンからの挑戦を次々と退けていく。
何ものにも揺るがない、強い意志の持ち主。
まるで世界が自分中心に動いているかのように振る舞うが、価値あると認めた者には敬意を払う。
意外に大ざっぱで、取り扱い説明書の類は読まない。
海外暮らしが長かったせいか、風変わりな行動で周囲から奇異の目で見られることも多いが、本人はまったく平然としている。
美しく豊満な女性の乳をこよなく愛し、揉みしだくことに命を賭ける、真の漢。
このスクールには、何らかの目的を持って転校してきた。

「私はようやく、ここへ辿り着いたのだ。 宿命の糸を手繰り、あらゆる苦難を超えて。 この約束された舞台へと」

御門春水