朝馬晴陽

主人公の双子の妹。学園の２年生。

「晴陽」という名前の通り、明るい性格の彼女は
学園でも人気のある楽しい女の子。

主人公とは双子とは思えないほど外見に違いがあり、
そのことを周りから指摘されるたびに、
二卵性双生児であることを都度主張している。

以前は仲の良い兄妹だったが、
いままで兄に甘えてきた自分の存在が、
兄にとって負担になっているのでは、と思い悩み、
最近は晴陽の方から距離を置いたり
からかうような態度をとることが増えている。

ただ晴陽自身、やはり兄のことを急に嫌いにはなれず、
突き放しきれずに中途半端な態度となっていることに
内心、日々葛藤している。

結果、周りから見れば好きな人に悪戯をする
小学生のようなことになってしまっており、
それが兄にとって以前よりも大きな負担となって
しまっていることに晴陽は気付いていない。

『前に言ったでしょ。二卵性双生児だって。同い年なだけで普通の兄妹と変わらないよ』